ごあいさつ

ごあいさつ

いつでも、いつまでも出かけやすい高円寺へ。

サブカルチャーや阿波踊りなどで全国的にも知られている「高円寺」は、一般的に若い人が集まる街というイメージがありますが、高円寺で生まれ育った方もたくさん暮らしていらっしゃいます。駅周辺に13ヶ所ある商店街にはいつも活気があり、同時に古くからの繋がりも大切にしていられる高円寺は、訪れる人にとっても暮らす人にとっても愛着を持てる街なのです。

一方で、高円寺は下町であるがゆえに狭い道も多く、途中でひと休みできる場所があまりありません。かねてより住民の方から「街中に自由に座っていい“椅子”があったら、休憩しながらもっと気軽に出かけられるのに」といったお話を耳にしていました。

ならば、街のあちらこちらにお休み処をつくれば「食べたいもの・買いたいもの・観たいもの」の楽しみがもっと広がるのでは、それはお店にとっても新しいお客さんとの出会いになるのでは、相乗効果で街の未来をつくってゆけるのでは、そんな風に考えた地元の有志たちによって『高円寺の縁側ぷろじぇくと』は立ち上がりました。

「袖振り合うも多生の縁」

『高円寺の縁側ぷろじぇくと』の名前の由縁は「袖振り合うも多生の縁」。
“椅子”に座って一息つくだけにとどまらず、休んでいる人同士のちょっとした気遣いから対話や交流が生まれたら、この街を舞台にして新たに人と人が出会ってくれたら、そんな願いをこめて名づけました。

これから少しずつではありますが、高円寺で開業されていてご賛同いただけるお店のご協力のもと、安全が確保できる場所に「座る踊り子さん」のステッカーを貼った“椅子”を設置していきます。どうぞ、どなた様もお気軽にご利用ください。

ちょっとひと休みしたい人がいて、“椅子”を提供してくれるお店やお宅があって、“縁側”で休む人たちでの出会いが生まれて、それが連鎖のように広がっていったら。そんな「高円寺の未来」を願いながら活動してまいります。

わたしたちについて

東京都杉並区で「活気と多様性」を保ち続ける高円寺。このプロジェクトのスタッフは、地元で働くケアワーカーを中心にした、地域をよりよくしたいと願っている有志たちの集まりです。この街に住み続けたい、訪れたいと思うすべての方のために、誰でもお休み処として使える椅子を“縁側”として設置する草の根活動をしています。

タイトルとURLをコピーしました